20161021_1

昨夜受けた友人からの相談。知人の飲食店が月々3万円x6年のホームページ契約をしてしまったらしいとのこと。

一般的に制作会社にホームページを依頼すると、規模にもよるが数十万円以上の費用がかかるのが相場だが、「初期費用ゼロでホームページが開設できる」を謳い文句に電話&訪問営業をかけてくる業者がいる。10年くらい前は多数存在していたが、2016年現在もまだいるようだ。

この手の営業を受けた場合は、その場で契約せず、自分でその業者の評判を検索するか、周りの詳しい人に相談してから決めて欲しい。

実態はホームページ制作に何か物品をつけてのリース契約であることが多いが、契約後にトラブルになるケースが多い。この手の業者の問題点は既に多くのサイトでも説明されているが、次のような事が考えられる。

  • 支払い開始はリース物品が納品された時点で開始(ホームページ制作開始や公開時ではない)
    つまり制作に1年かかると言われれば、1年目はお金を払うだけになる。それでいてサーバーとドメインは大抵支払終了時に解約となる。
  • 途中解約はできない。万一、途中で相手業者が倒産や事業撤退した場合、ウェブサーバーが止まりホームページは閉鎖、しかしクレジット会社へ支払いが続くという事態もありえる。
  • 制作されるホームページは5ページ前後。契約期間中のリニューアルは別料金であることがほとんどのため、公開時は良くても、どんどん時流からかけ離れたものになってしまう。
  • 営業トークで言われたサービスが提供されないことが多い。
  • ウェブサーバーは低スペックなものが多い。アクセスが増えた時に快適に表示されない可能性もあるし、セキュリティ面の不安も。

もちろん、中にはしっかりとしたサービスを提供している会社もあるので、すべての会社を否定するわけではないのだが、この手の業者は金額に見合わないサービスを提供していることが多いのが現実。検索すると被害に遭われた方の情報が多数出てくるので、契約前に調べればある程度は業者の見極めはできそうだが、この種の営業はリテラシーが低めの方をターゲットにしている事が多く、それもわからず契約してしまうことが多い(電話営業時点で相手が詳しいと分かればその時点で営業をやめることもあるくらいだ)。

前述のような問題も考えられるが、営業の人を見ることも重要だと思う。今回相談を受けた方は「審査だけしてみましょう」と言われて書いた紙がリース契約書だったようだ。署名捺印された契約書を作ってしまえば、営業時になんと言ったかは証拠もないので「あなた自分で契約書書きましたよね?」と言われかねない。書いた当人からすれば騙された気持ちになって当然のこと。そういう嫌な思いをさせられた人・会社に大切なホームページを何年も預けられるのかということも考えなければならないと思う。

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